写真

ひとこと紹介文
二子玉川の“街の胃袋”として約30年愛された老舗定食屋「たぬき」が、2024年11月20日に静かに暖簾を下ろしました。
行列のできるボリューム定食、店内に並ぶスポーツ選手の色紙——日常の風景が一夜にして記憶へと変わった日。
地図
エリアカテゴリ | 玉川 |
カテゴリジャンル | グルメ |
フリーキーワード |
たぬき閉店
多摩川の風が抜ける昼どき、二子玉川駅から数分歩いた先でいつも見た“あの列”――老舗定食屋「たぬき」は、2024年11月20日をもって静かに店を閉じました。
メニューの価格帯は1,000円未満が中心、腹ぺこなビジネスパーソンや学生、周辺で働く人たちの胃袋を長年支えてきたお店です。
食べログ上でも「現在閉店」と明記され、11月中の訪問記録には“閉店を聞いて急いで駆け込んだ”という声が並びます。
食べログ食べログ
象徴的だったのは、行列と圧倒的なボリューム、そして壁を埋めるスポーツ選手のサイン色紙。
地域コミュニティのSNSには「老舗がなくなるのは辛い」「子どもが育つのを見守ってくれた店」という投稿が相次ぎ、単なる“安くて旨い”の評価を超えて、生活のリズムに寄り添う「街の装置」だったことを物語ります。